ロンドンでフリーダ・カーロとディエゴ・リベラの没入型展覧会が開催

2022年4月22日から、360度のデジタル空間で2人のアートに「入り込む」

Eddy Frankel
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Eddy Frankel
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最近、没入型展覧会が増えている。ただ見ることは20世紀的行為となり、入り込むことが、未来のアートの見方におけるスタンダードになるのだろうか、と思うぐらいだ。実際、『星降る夜』の中を歩き回ったり、『夜のカフェテラス』でアブサンを飲んだりといった夢のような体験が楽しめる、ゴッホの没入型展覧会は大人気だった。

2022年春、今度はフリーダ・カーロとディエゴ・リベラにフォーカスを当てた没入型展覧会がロンドンで開催されることになった。タイトルは『Mexican Geniuses: A Frida and Diego Immersive Experience』で、紹介される作品は300以上。さらに2人の人生と彼らがお互いに与えた影響についても学ぶこともできるという。メキシコを代表する偉大なアートカップルが生み出したクリエーションの世界にまさに「浸れる」、またとない機会となりそうだ。カーロとリベラの作品には過激で、感情的で、暴力的な部分も見られるが、この展覧会では恐らくとても慎重に扱われるだろう。

展覧会は巨大なスクリーン、バーチャルリアリティー(VR)、サウンドシステムが作り出す、360度のデジタル空間で展開。1回の体験時間は約1時間だ。チケットは発売中だが、最終的な会期は未定。現在入手できるチケットは、2022年4月16日(土)以降のものとなっている。次のロンドン旅行をこの時期にしてみるのもいいかもしれない。

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