ブルックリンに日本をテーマとしたミニマーケットが登場、シボネなど出店

店舗デザインは長坂常が担当

Rossilynne Skena Culgan
テキスト:
Rossilynne Skena Culgan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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もうすぐ、ブルックリンにいながらにして「日本」を体験できるようになる。2022年9月16日(金)、グリーンポイントに日本の小売店や飲食店が集まったミニコンプレックス(小規模商業施設)「50 Norman」がオープンするからだ。

京都の古民家を解体して再生した木材を使用した3500平方フィート(325平方メートル)の空間は、日本人建築家の長坂常がデザイン。店自体も、日本のエッセンスをブルックリンで表現するための手段となっているといえる。

「50 Norman」に出店するのは、ニューヨークに初登場となる以下の3店舗だ。

50 Norman
Photograph: Courtesy of 50 Norman

Cibone 

陶器、キッチン用品、禅のメディテーション用品、アートピースで自宅のインテリアを改善してみるのはどうだろうか。「Cibone」では日本の伝統的かつ現代的な技工が融合した、ライフスタイルと職人技にこだわった商品が手に入る。ここで扱うのは、機械的な大量生産品ではない。アーティストの思いから生まれたもの、日本の伝統を伝える職人の手によるものをキュレーションし、集めている。

50 Norman
Photograph: Courtesy of 50 Norman

Dashi Okume

「The Natural Broth Shop(無添加だしショップ)」を掲げる「Dashi Okume」は、アメリカで唯一自分だけのだしパックをカスタムオーダーできる、だしの専門店だ。選べる材料は約30種類。だしパック、冷凍干物、だし醤油キットなどが買えるほか、和食を中心としたカジュアルダイニングメニューも提供する。

50 Norman
Photograph: Courtesy of 50 Norman

House Brooklyn

「House Brooklyn」は、ほかのショップから約1カ月遅れて、10月下旬にオープンする。ここは京都出身のシェフ、谷祐二による8席のレストランで、繊細かつ斬新な和風フレンチを9品のお任せテイスティングメニューが楽しめる。Sake Discoveries社の新川智慈子が日本酒、ブルックリンのレストラン「Four Horsemen」がワインのリストを担当し、「Kettl」のエキスパートが日本茶をキュレーションする。

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A mini Japanese marketplace is opening in Brooklyn(原文)

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