世界190カ国で展開するマッチングアプリ大手のTinderが、LGBTQ+の恋愛をテーマにトークイベントを目黒区近郊で開催する。
Tinderは、2016年にモバイルアプリとして初めてジェンダーの選択肢を導入。2025年現在では、50以上のジェンダー、9つ以上の性的嗜好(しこう)から選べるなど、多様な性の在り方を尊重するマッチングアプリとして知られている。
18〜25歳のTinderユーザーの多くが、自信を「ストレートではない」と認識しており、Z世代を中心にセクシュアリティーの多様性が広がっていることがうかがえる。また、LGBTQ+コミュニティーの多くが、「リアルな場よりもオンラインの方がカミングアウトしやすい」と感じており、実際に約半数がTnderで初めて自己開示を経験しているという。
こうした背景を受けてTinderは、ユーザーにとって安心できる「セーフスペース」であることを目指し、人気SNSグループ「午前0時のプリンセス」の大内アイミと聖秋流をゲストに迎え、トークイベントを行う。
ファシリテーターは、ゲイであることを公表し、性的マイノリティーに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣。トークを通じて、Z世代を中心としたLGBTQ+コミュニティーが、自身のアイデンティティーを大切にしながら人間関係の構築を後押しする。
イベントへの参加は、こちらからできる。また、2025年6月5日(木)からは、Tinderアプリ内でプライド仕様のステッカーが提供されるなど、プライド月間に際したプロジェクトにも注目したい。
自分の性や恋愛について考える全ての人にとって新たな一歩を踏み出すきっかけになるだろう。
※18時30分~20時30分(受付は18時〜)/参加は無料