ステーキが食べたくてたまらなくなる映画『ステーキ・レボリューション』のスペシャルイベントがロウリーズ・ザ・プライムリブ 恵比寿ガーデンプレイス店にて行われた。同イベントは、公開前の『ステーキ・レボリューション』の先行上映と、ロサンゼルス生まれのプライムリブ専門店、ロウリーズ・ザ・プライムリブのスペシャルコースを体験するというもの。また、ステーキを味わいながら『おいしい店とのつきあい方』の著者であるサカキシンイチロウとイラストレーターおおたうにのトークショーも行われた。
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『ステーキ・レボリューション』は、肉が大好きな監督フランク・リビエラと精肉店店主イヴ=マリ・ル=ブルドネックが世界一のステーキを求めて20ヶ国、200を超えるステーキハウスを巡るロードムービー。ただ単にステーキハウスを巡るのみならず、美味しい牛肉はどのように作られるのかと農家も訪ね、様々な牛の飼育方法、飼料から肉の違いを分析。また、孤高の大富豪やエリートたちがあえて肉牛農家となる「アントレプレナー レボリューション」なるものまでも追っている。日本の名店も登場し、神戸牛を食べた時のイヴ=マリ・ル=ブルドネックの反応は見物だ。
おおたうにとサカキシンイチロウ
上映も終了しすっかり空腹の参加者たちは、別の部屋に移り待ちに待ったスペシャルコースを堪能。同じ映画を観た、ステーキ好き、食好きという共通点を持つ者同士と、ゲストとして参加したおおたうにとサカキシンイチロウを囲み、映画や食の話をしつつと、和やかな雰囲気の食事会となった。
そして、メインディシュの750g相当のステーキ(2人分)が登場すると参加者に笑みがこぼれる。写真からも見て分かるようにずっしりとした食べ応えのあるステーキだ。
トークショーは参加者も交えての一問一答形式で行われた。
劇中気になった人という質問に、2人は本編に登場するスウェーデンのMBAを持つ物理博士アンダース・ラーソンを挙げた。牧草のみを飼料とし長い時間をかけて牛を育てるグラスフェッドの牛にはない日本の和牛に注目し、スウェーデンの良さと和牛の良さを掛け合わせた和牛を作ることに成功させた人物。このステーキ1枚の市価は220ユーロを超える高額売買をたたき出している。しかし、ゲストの2人はアンダース・ラーソンの自慢げな様子が気になってしまったそう。
世界の肉事情を知ることのできる映画『ステーキ・レボリューション』は、10月17日(土)109シネマズ二子玉川、恵比寿ガーデンシネマにて公開。13日(火)には、『ステーキ・レボリューション公開記念 ウルフギャングステーキスペシャルイベント』も行われる。自分の精神に合った肉を選ぶという新たな選択肢も考えさせられる作品だ。
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