月に2回しかオープンしない、園芸ショップTOKYに行ってきた

Mari Hiratsuka
テキスト:
Mari Hiratsuka
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東日本橋の古い倉庫を改装したオフィスビルで、鉢などの園芸商品を中心に販売する、TOKY(トーキー)の実店舗を訪ねてきた。

TOKYは、様々な企業サイトやスマートフォンアプリの制作を行う株式会社ハラハラのディレクター藤原連太郎と神谷真由美が趣味で多肉植物を集め始めたのをきっかけにスタートした。植物を集めている際に、「出会った多肉植物の個性をいかすような鉢がほしい」という想いから鉢の制作からはじめ、鉢と各地で仕入れた多肉植物をセットにしてオンラインショップで販売することを決めた。 


 『Monsters』シリーズ 若い陶芸家が作成した鉢

日当たりが良いこの店では、職人とコラボレーションした手作りの鉢やユニークな園芸グッズ、国内外から輸入したセレクト鉢などが揃う。茶碗などに比べると高価なものが少ない鉢だが、そのような状況を変えていきたいと考え、デザインの段階から携わるなどしたこだわりのものを販売している。実際に植物と鉢を合わせると個性同士がひき立って魅力が増すのだ。


 藤原が多肉植物を集めるきっかけになった『亀甲竜(キッコウリュウ)』

 鉢、香立て、コショウ入れと3役こなす『ポットペッパー グラキリスフォーム』

植物では、週数度の霧吹きなどの水分で成長するため土が不要のエアプランツや、バラの花のような形が特徴の多肉植物エケベリアなど、定番のものからマニアックなものまで様々な種類を取り扱っている。そのほかにも、オンラインショップには掲載されていない多肉植物も実際に手にとって見ることができる。

店舗がオープンするのは、月に2回ほど。月初めにオープン日時が公式サイトに掲載されるので、確認してから訪れてほしい。

TOKYの詳しい情報はこちら


 TOKYと東京都墨田区で如雨露(ジョウロ)を製作している根岸産業有限会社とのコラボレーション商品、ドイツ製のスプレーボトルなど園芸雑貨も揃う

 販売へ向けた成育中の植物たちが並ぶ

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