くら寿司に「米なしの寿司」が登場。健康志向の高まり受け

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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ついに米を使わない寿司が登場した。回転寿司チェーン『無添くら寿司』を運営するくらコーポレーションは、シャリ(酢飯)を使用しない寿司メニュー『シャリ野菜』を新たに発表した。健康志向の高まりを受けた新ラインナップ『糖質オフシリーズ』のひとつで、2017年8月31日(木)から全国396店舗で発売される。

シャリ野菜は、酢飯の代わりに大根の酢漬けをシャリとして使用した寿司で、大根の下に敷かれたサンチュで包んで食べる。米を使用した従来の寿司に比べ、糖質が最大88パーセントカットされるという。寿司ネタは全4種。エビとビントロのほか、手巻き寿司2種も用意する。いずれも値段は108円。

客からは「子供向けの小さな寿司も欲しい」や「ほかのお寿司も食べたいのにすぐにお腹がいっぱいになってしまう」など、小さなシャリを求める声も聞かれたことから、新たに酢飯の量を半分にした商品も提供する。同社の広報担当者は「サラダ感覚で気軽に食べられるはず。糖質を気にして回転寿司から足が遠のいていた人も、これをきっかけに食べに行ってみてほしい」と話している。

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