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カルチャーが交差するartless craft tea & coffee、中目黒に移転オープン

カルチャーが交差するartless craft tea & coffee、中目黒に移転オープン

デザインエージェンシーartlessのアートディレクター、川上シュンの手がける日本茶とコーヒーのスタンドが原宿から中目黒高架下に移転、リニューアルオープンを果たした。ここでは、アポイントメント制のギャラリーも併設され、さらにパワーアップしたartless craft tea & coffeeを紹介する。

元々コーヒーや茶が好きだった川上の、趣味の延長のような店だという同スタンドのデザインコンセプトは茶室。店に足を踏み入れると、茶釜を設(しつら)えた立派なカウンターや、秀逸なデザインの茶器が我々を迎え入れてくれる。日本独自の伝統美と現代的なスタイリッシュさが絶妙に入り混じった店内は洗練されており、スタンドというフランクなスタイルではあるものの茶室のような緊張感も漂う、独特の雰囲気を持った空間だ。

 

カウンターは原宿でも使用されていたもの。重さ400キロある鉄板1枚で作られたカウンターは迫力がある

 

 

 

 

 

店内ではオリジナル商品も販売

 

店内で提供されるのは、ハンドドリップで淹れたコーヒーや、京都の茶園で直接選んだほうじ茶、玄米茶など。コーヒー豆に関しては、毎週違ったものが用意されるとのことだ。なかには、コーヒーロースターでありながらバリスタトレーナーとしても活躍し、マレーシアで多くのバリスタチャンピオンを輩出しているJoey Mahが手がける豆も置かれているので、ぜひ一度味わいたい。

 

5月12日に行われたレセプションパーティーにはJoey Mahもマレーシアより来日。彼の指導のお陰で、店に立つバリスタの腕が急激にあがったなどという話も聞こえてきた

 

 

 

 

紙カップやカップスリーブのデザインまで抜かりない

 

冒頭で触れたギャラリーは、店の奥に併設されている。アポイントメント制の一番嬉しいところは、自分のペースでじっくりと作品を鑑賞できるということだ。美術館などでは、どうしても多くの人とともに作品を鑑賞しなくてはならないため、ついつい急ぎ足で見てしまったなんて人も多いだろう。しかし、自分のためだけに解放される同ギャラリーではそんな心配は不要である。平日は完全アポイントメント制での開放となるが、週末は誰でも鑑賞できるように一般開放となるので、気軽に作品に触れることもできる。ただ、より深く作品を楽しみたいのならば、アポイントメントを取って足を運ぶのがおすすめだ。アポイントメントはメール(aptm@artlessgallery.org)で誰でも取ることが可能。購入や案内を希望する場合は、曜日にかかわらずアポイントメントが必要となる。

 

スタンドで購入したドリンクを片手に、リラックスして作品を眺められるのも嬉しいところ

 

ギャラリーでの企画展は、約2ヶ月ごとに内容を入れ替えながら写真や絵画など、カテゴリーにとらわれずに行われていく。記念すべき第1回目として現在開催されているのは、ファッションフォトグラファーとして高い評価を受ける写真家、蓮井元彦の写真展だ。ロンドンの出版社、Bemojakeからリリースされた作品集『Yume wo Miru』から限定エディションプリントされた作品が展示販売されており、彼が妻と金沢市を訪れた際の記憶を覗くことができる。カメラのフラッシュを使い、露出過度であえて白飛びさせて撮影した、美しくも儚い写真をぜひじっくりと眺めてみてほしい。蓮井の写真展『Yume wo Miru by Motohiko Hasui』は2017年6月30日(金)までの開催。その後も国内外を通して活躍するアーティストとのエキシビジョンが展開されていくとのことだ。

 

artlessのオフィスも隣接

 

ギャラリースペースではトークイベントなども開催されていく予定なので、アーティストの想いを直接聞ける絶好の場ともなりそうだ。アート、コーヒー、茶、伝統など、様々なカルチャーが詰まったartless craft tea & coffee。この刺激的な空間で新しい何かに出会うべく、ぜひ足を運んでみてほしい。

artless craft tea & coffeeの詳しい情報はこちら

 

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