ジャズは静的でナイーブな演奏ばかりではない。情熱的でダンサブルな演奏を聴きたいなら、1988年のメジャーデビュー以来、71歳になっても高いエネルギーでピアノを弾き続けるミシェル・カミロ(Michel Camilo)のトリオ公演を勧めたい。
昨年、5日間で10ステージという驚くようなスケジュールを駆け抜けた彼が、今年も4日間にわたってベースのリッキー・ロドリゲス(Ricky Rodriguez)、ドラムスのダフニス・プリエト(Dafnis Prieto)の気心知れたメンバーと再来日。得意とするラテンのグルーヴ、メランコリックなメロディーで必ずやフロアを高揚感で満たすはずだ。
音楽的にキャッチーな瞬間も多いと予想されるので、「『ブルーノートデビュー』をしたい」 と考えているジャズ初心者やカップル、ロックファンなど、多くの人に体験してもらいたい。
※1stセット18時〜、2ndセット 20時30分〜/料金は1万2,800円〜