22歳でブルーノート・レコードからデビューし、昨年はミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)がプロデュースしたサードアルバム『Blues Blood』も話題になった、注目の若手サックスプレイヤーのイマニュエル・ウィルキンス(Immanuel Wilkins)。現代ジャズの第一線を体感したいなら、彼の来日公演は外せない。
彼のパフォーマンスを支えるプレイヤーとして今回注目したいのが、バハマ出身で日本人の名前を持つ、ベーシストのリョーマ・タケナガ(Ryoma Takenaga)だ。おそらく現在21歳前後の新鋭で、ニューヨークで活動しながら、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)の息子であるサックス奏者のラヴィ・コルトレーン(Ravi Coltrane)やトランペット奏者のチーフ・アジュア(Chief Adjuah)といった大物のバンドにも参加している。
奏者が一人入れ替わるだけで雰囲気や展開が変わるのも、ジャズの面白さ。ミステリアスなサウンドの中に熱さを感じるイマニュエルの楽曲がどう料理されるのか。熱い夏にひりっとしたスリルと芸術を味わいに行こう。
※22〜24日 1st 18時〜、2nd 20時30分〜/料金は8,800円〜