サメ映画の金字塔『ジョーズ』が1975年に公開されてから50年。B級映画マニアなら見逃せないサメ映画を題材としたイベント「東京国際サメ映画祭」が開催される。
同映画祭が2024年に開催された際は、4日間のみだったのにもかかわらず1000人以上の来場者数を記録。2025年は開催日数を10日に延長するだけではなく、上映作品数も11本から15本に増加。さらに、海外から監督を招待するなど、全体的にパワーアップする。
オープニングを飾るのは、「幻の国産サメ映画」こと『JAWS IN JAPAN』のHDリマスター版だ。さらに、古代のサメが温泉に出没する奇想天外なサメ映画『温泉シャーク』も公開一周年を祝して上映される。
中でも注目したいのは、『ジョーズ』誕生のはるか以前の1936年にオーストラリアで制作された幻のサメ映画『WHITE DEATH』。またアニメ作品の『映画 おでかけ子ザメ とかいのおともだち』は、上映作品の多くがサメを恐ろしい姿で描く中、同アニメ作品は、主人公の子ザメちゃんが次々と周りの人々を笑顔にしていく点が興味深い。
チケットは、「池袋ヒューマックスシネマズ」の公式ウェブサイトで販売中。時代・国・ジャンルを超えた作品が一堂に会する貴重な機会に、「サメ映画」というジャンルの奥深さを体感してみては。
※上映時間は作品により異なる/料金は2,000円