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神保町の小さな路地にたたずむ「五十稲荷神社」。地元の人々が訪れては静かに手を合わせ、また日常へと戻っていく。江戸初期に京都の「伏見稲荷大社」から分霊を受けて以来約400年、この地で人々を見守り続けてきた社だ。
御社殿に寄り添うように建てられた一室に、カウンター5席だけのカフェが誕生した。神職自らがカウンターに立ち、神前にささげた水や神に献上する食事「神饌(しんせん)」を用いて、手作りの甘味や日本茶を振る舞う、完全予約制の空間だ。境内の木々を通り抜ける木漏れ日、火鉢の鉄瓶から立ち上る蒸気、器の手触りなど、五感を満たす、特別な時間が楽しめる。
提供するのは、甘味と日本茶を組み合わせたコースのみ(おはぎのコースは3,300円〜、税込み)。煎茶や玉露をはじめ、薄茶・小豆茶・黒豆茶などから3種の茶を味わえるほか、甘味と茶菓子が添えられる。自家製のおはぎは、明治時代に健康長寿を願って頒布していた黒豆を混ぜた餅米を使った、味わい深い一品だ。
五十稲荷神社は、毎月デザインの変わる御朱印も人気がある。カフェの帰りに立ち寄って手に入れるのも、この場所ならではの楽しみだろう。
予約など詳細は、公式Instagramをチェックしてほしい。
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