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1952年に京都で創業した老舗コーヒー店、小川珈琲が展開する新業態。常時22種類以上のバリエーション豊富なコーヒーや、炭焼きをコンセプトにした本格的な食事が楽しめる。茶室のようなにじり口のあるコーヒー貯蔵庫や、和紙を用いた床壁、廃線市電の敷石を利用した床材など、和の建築美にも注目したい。
ラテアートの日本大会で優勝経験を持つバリスタの衛藤匠吾が考案したシグニチャードリンク『Bright Sence』は、1カ月に780杯も注文されるほどの大人気商品。「酸味に対して苦手意識がある人の印象を覆したい」と作られたドリンクで、泡立てたミルクに微量の塩を加えることでコーヒーの甘みを引き立たせている。
小腹が空いた時には、池尻大橋のベーカリーであるトロパントウキョウ(TOLO PAN TOKYO)の食パンを、ジョスパー社製のチャコールオーブンで炭火焼きしたトーストを試してほしい。炭の香りが食欲をそそる、満足度の高い一品だ。