1. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | 共同オーナーの深堀絵美
  2. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa
  3. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | 器は深堀の出身地でもある佐賀県の有田焼き
  4. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa
  5. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa
  6. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | ミルクもコーヒーに合うよう特化したもの、水分を蒸発させた脂肪分が高い濃縮乳を使用
  7. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa
  8. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | 豆は20gのショートポーションで購入できる
  9. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | 販売用のオリジナルパッケージ
  10. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | 2杯以上飲む場合、口直しに福井県「昆布屋孫兵衛」の黒豆菓子を提供
  11. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa | テイクアウト窓口
  12. KURO MAME TOKYO
    Photo: Keisuke Tanigawa

クロマメトーキョー

  • レストラン | カフェ・喫茶店
  • 神谷町
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タイムアウトレビュー

※2025年6月16日オープン

世界一のバリスタである深堀絵美とマシュー・タイズ(Mathieu Theis)が「世界大会で飲まれるようなコーヒーを誰もが楽しめる場所」をコンセプトに、2015年にスイスで創業したコーヒーショップ「マメ(MAME)」。現在同国に5店舗のカフェと1つのロースタリーがあり、地域の憩いの場はもちろん、コーヒーで世界を巡るコーヒーツーリストのスティネーションとしてまで幅広く愛されている。

コーヒー豆は、農園とダイレクトトレードしたものを自社焙煎(ばいせん)している。豆の販売もしており、こちらも世界大会で使用されることが多い高品質のスペシャルビーンズだ。

そんなコーヒー好きの聖地とも言える店が、スイス外初の店舗である「クロマメトーキョー(KURO MAME TOKYO)」を東京・神谷町にオープンさせた。カフェではなく「テイスティングルーム」という業態を取り、イートインは原則1時間ごとの予約制。メニュー表はなく、バリスタとの会話の中でおすすめの一杯を提案してもらうという「おまかせ」スタイルで提供する。まさに、コーヒーを味わうためだけに存在する先鋭的な店舗だ。

価格は1杯4,000円(以下全て税込み)から。普段使いとはいかないが、世界最高峰のスペシャルティーコーヒーを味覚、触覚、嗅覚、ストーリーに集中して味わう贅沢さを思うと体験価値として満足度の高い1軒だろう。

店舗デザインは、池ノ上の「コーヒーカウンティ」などを手がけたMHAA建築設計事務所の干田正浩だ。どこか温かみのある洞窟のような淡黄色の左官仕上げの空間は、心地よく集中を促す。カウンターでバリスタとの会話に興じるもよし、深めの椅子席で一人コーヒーと向き合うもよしという2種の座席設定も用途が明確で良い。

豆は常時15種程度あり、いずれもクロマメトーキョーの限定品。焙煎は全て本国のロースターで行われ、空輸される。マイクロロットの豆がほとんどで、「今ここ」でしか飲めないプレミアムなものばかりだ。

テイクアウトメニューは別に用意されており、気軽に注文できる。テイクアウト専用のマシンやミルクを使用したエスプレッソやアメリカーノ、「櫻井焙茶研究所」による抹茶を使用したラテやトニックなどが600円から味わえる。

詳細

住所
東京都港区虎ノ門5-3-3 神谷町プレイス E1
Tokyo
アクセス
東京メトロ日比谷線『神谷町』 (出口2)徒歩1分
営業時間
10~19時
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