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足立区の竹の塚にある古民家カフェ。1939年に平田源七の家として建設された建物は、国の登録文化財にも指定されており「昭和の家」という愛称で親しまれている。
建物に足を踏み入れると、広縁部分に造られたカフェスペースにスタッフが案内してくれる。室内は和洋が混合した重厚ながらも落ち着いた雰囲気。昭和初期のモダニズムを感じられ、静かな時間が流れている。どの窓からも、手入れが行き届いた日本庭園を眺めることができるのも魅力。午後には温かい光が差し込む。春には梅やツツジ、秋には紅葉が楽しめるそうだ。
ドリンクメニューが豊富で、ハンドドリップのブレンドコーヒーや、菓子付きの抹茶などがそろう。『自家製フルーツタルト』や、日替わりのケーキなどと合わせて注文すれば100円引きになるのもうれしい。気品の感じられる食器やカップにも注目だ。読書をしたり作業をしたり、各々の時間をゆっくりと過ごしてほしい。