銀座線末広町駅の3番出口からすぐのところにある『がんこ』は、1982年に一条安雪が高田馬場ではじめたラーメン屋を源流とする店のひとつ。外に券売機があり、暖簾の代わりに「営業中」を意味する牛骨がぶら下げられているのが目印だ。メニューはコッテリ、アッサリ、チョッテリの3種類がある『豚骨醤油』(標準で700円)と、しそ風味の『塩』(標準で800円)。コッテリの度合いは豚の背脂の量で変化する。透き通ったスープは、脂分が多く、塩気が強いのが特徴的で、キレがある。大胆に2枚載る柔らかいチャーシュー、歯ごたえのあるメンマ、中細の縮れ麺はスープによく合う。シンプルでオーソドックスだが、癖になる一杯だ。いつまでもスタイルを崩さないところががんこ流で、根強いファンも多い。
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元祖一条流がんこラーメン八代目
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