目黒通りと外苑西通りを結ぶ「プラチナ通り」でひときわ目を引く、流線的なビル。浅草の金色のオブジェで知られるアサヒビール本社「フラムドール」を手掛けた、フィリップ・スタルク(Philippe Starck)がデザインした建築物だ。「プラネタリウムバー(BAR)」は、その5階に位置する。
2004年、プラネタリウムとバーが融合した世界初のバーとしてオープン。以降、プラネタリウムの性能はパワーアップの一途を辿る。プラネタリウムクリエーターの大平貴之が手がけた「MEGASTAR-ZERO」や「MEGASTAR CLASS」、8Kレーザープロジェクターを使用したプラネタリウム、8Kレーザーデジタルプラネタリウムを導入。ドーム型スクリーンに鮮明なプラネタリウム映像を映し出す。
その満点の星空の下、誕生星座をイメージした「12星座カクテル」(各1,100円、以下全て税込み)などドリンクやフードを提供。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のために開発された「宇宙食のカレー」(1,100円)など、同店ならではのラインアップが楽しい。希望の日時の星空を5分間上映するメニュー(550円)もあり、記念日や誕生日といった大切な日の思い出づくりにもおすすめだ。
横並びのソファ席が多く、デートにうってつけだが、女性同士や一人客の姿も少なくない。都会の真ん中で、ロマンチックな夜を過ごしたいなら、最高の選択肢になるだろう。