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Photo: William Iven/Unsplash

DVの増加受け、5月1日から多言語対応のホットライン開設

Kasey Furutani
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Kasey Furutani
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新型コロナウイルスと闘う唯一の方法は、できるだけ外には出ず自宅で過ごすことだ。しかし一部の人にとっては、それによりパートナーとより多くの時間を過ごさなければならなかったり、DV(ドメスティックバイオレンスに遭う確率を高めることを意味する。自己隔離生活による家庭内暴力が増えており、被害者の中には外に出て健康を危険にさらすか、安全でない環境で家にいるかの選択を迫られる者もいる。

これを受けて、女性活躍担当大臣の橋本は長引く自己隔離期間による電話の増加に対応するため、家庭内暴力ホットラインを新設すると発表した。9〜21時に利用ができ、2020年4月29日(水)の夕方からは24時間対応になる(24時間対応の電子メール受付や12時〜22時利用できるチャット窓口もあるので、こちらからアクセスしてほしい)。

また、5月1日(金)からは在日外国人向けに多言語対応の家庭内暴力ホットラインも開設される。対応言語は英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、タイ語、ベトナム語。詳細はまだ発表されていないが、新しい情報が入り次第記事を更新していく予定だ。

家庭内虐待の相談は抱え込まずに、既存の窓口(0570-055-210)か、新設された窓口(0120-279-889)まで連絡してほしい。この番号にかければ、最寄りの相談センターへすぐに接続してもらえる。

原文はこちら

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