ポエトリーリーディングカフェセッション

新たな文化交差点シブヤサンの産声、ポエトリーリーディング響く

作成者: Genya Aoki
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ツーリストインフォメーションのshibuya-san(シブヤサン)で、耳の中に飛び込んできたのは、カミソリのような日本語と英語が混じり合った言葉の奔流だった。

渋谷西口の新たな玄関口渋谷フクラスオープン初日、1階にあるshibuya-sanでPoetry Cafe session:0(ポエトリーカフェセッション)が行われた。同所は、観光案内や荷物預かりサービスなど観光支援をメインにアートセンター、カフェバーとしても利用できる多機能スポットだ。この日に見せたのは、アートセンターとしての顔である。

人気ラジオパーソナリティーのロバート・ハリスがMCを務め、3人の全くタイプの違う詩人によるポエトリーリーディングパフォーマンスが行われた。

東京を中心に英語で創作する詩人、ジョーダン・スミス

詩の中に日本語と英語をミックスさせ、ヒップホップのフリースタイルのようにまくし立てたスミス与謝野晶子の『みだれ髪』に捧げた作品など、言語を組み合わせることで起こる異質な言葉の化学反応が楽しめるパフォーマンスとなった。

ポエトリーリーディングで日本一を競う『POETRY SLAM JAPAN』代表、詩人の村田活彦

 スタンダードな朗読から、環境音楽と組み合わせることによって情感や意味をより豊かに表現した技法まで、多様なポエトリーリーディングの魅力を鮮やかに見せつけた。

ポエトリーリーディングの聖地ベンズカフェ(Ben's cafe)で、オープンマイクを主宰する稀月真皓(きづき・みひろ)

 稀月は会場から三つのテーマである「渋谷」「アート」「夜」を出題され、即興詩を披露。渋谷の過去と未来、それぞれに親しみを感じさせる詩で観客をとりこにした。

国籍やスタイル、ジャンルをまたぎフュージョンした詩のセッションは、shibuya-sanが内包するテーマである「国籍や世代を問わずコミュニケーションが生まれる場所」を感じさせるイベントとなった。次回は未定だが、12月26日(木)まで現代美術ユニットL PACK. による展示プログラム『芸術家売屋図(Artist Buyers)「手考足思 」』を実施している。アートセンターとして変化し続けるshibuya-sanから、これからも目が離せない。

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『芸術家売屋図(Artist Buyers)「手考足思 」』の詳しい情報はこちら

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