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ニューヨークの地下鉄、混雑緩和のため予約制の導入も検討

Collier Sutter
テキスト:
Collier Sutter
people standing in subway cars
Photograph: Shutterstock
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ニューヨークでは多くの人が、外食や買い物、ジムなどに行くことに関して、多くの変化があることを覚悟している。しかし、ニューヨーカーの通勤の要である地下鉄はどう変わるのだろうか? 電車やホームが過密だった時代は過去のことになるかもしれない。現在、ニューヨーク州都市交通局(MTA)は地下鉄など管轄する交通機関での密を避けるため、あらゆる選択肢を検討している。

まず手始めに、ニューヨーク州都市交通局はすでにニューヨークのいくつかの地下鉄駅で、電車を待っている間に取るべき社会的距離を示した目印のテスト設置を始めている。ニューヨーク州都市交通局の会長兼CEOであるパット・フォイは水曜日に行われたラジオ局1010 WINSのインタビューで、地下鉄の車両、駅、バスの監視システムを強化し、混雑をさらに抑制することも検討していると次のように語った。

「ほとんどの駅にカメラがあり、ホームや階段の途中などの乗客の状況を判断することができる。まずはそれを見てみて、乗客数を制御する方法を検討するつもりだ」

フォイはこれに先立ち、月曜日に公開されたウォール・ストリート・ジャーナルのポッドキャストで、将来的に混雑を減らして安全な社会的距離を確保するため、バスや地下鉄の座席を事前予約制にする可能性があること次のように語っている。

「世界中の交通当局が乗客数などの計測などを行っていると思う。例えばイベント(販売チケット大手の)チケットマスターが使っているようなテクノロジーを使って、地下鉄やバスの中で少なくとも一定期間、余裕ある空間を確保することを検討すべきだと思っている」

予約制の導入について、フォイは1010 WINSのインタビューでも「全てを検討している。全てが議論のテーブルの上にある」と付け加えた。

また、フォイはウォール・ストリート・ジャーナルのポッドキャストに対し、時差出勤や在宅勤務は乗客数の減少に役立つだろうとの認識を示し、テレワークや在宅勤務は今後ニューヨークの生活の一部になるだろうと述べた。さらに「大小の雇用主と話をすることは歓迎されると思う。今回の社会的実験がうまくいっているので、雇用主は在宅勤務ができる従業員の多くに、引き続きリモートワークを奨励していくだろう」と続けた。

ニューヨーク州都市交通局では、来週までに住民向けに190万枚のマスクと400万組以上の手袋を配布する計画もある。

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