タイムアウト創業者トニー・エリオットが大英帝国勲章(CBE)を受章

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Time Out Tokyo Editors
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2017年は、タイムアウト(Time Out)創業者トニー・エリオット(Tony Elliott) にとって特別な一年だ。3月に英国メディアアワードで貢献賞(an Outstanding Contribution to British Media award)を受賞したばかりだが、今度は大英帝国勲章の受章が決まった。エリザベス女王の誕生日に合わせて先日公表された叙爵・叙勲一覧の中で、CBE(大英帝国勲章司令官)授与が発表された。

トニーは1968年、キール大学在学中にタイムアウトを創刊。第1号は、21歳の誕生日に叔母からもらった70ポンドを元手に、台所のテーブルの上で作り上げた。それから約50年がたった現在では、タイムアウトは世界39ヶ国108都市で展開、月間1億3700万人に利用されている(なんと意味のある70ポンドだろう)。トニー、おめでとう!

大英帝国勲章とは
政治や経済、軍事、芸能などの分野において顕著な功績を収め、イギリスの発展に寄与した人々に対し贈られる騎士団勲章。これまでにポール・マッカートニーやヴィヴィアン・ウエストウッド、ザハ・ハディドらが受章している。GBE(大十字騎士)やKBE(司令官騎士)など5等級あり、CBE(司令官)は第3位。受章者は Anthony Michael Manton Elliott CBE のように、名前の最後に勲章の略称を付けることが許される。外国人に対しても授与され、過去には舞台演出家の蜷川幸雄や、トヨタ自動車会長の豊田章一郎ら日本人も受章した。

原文はこちら
Time Out founder Tony Elliott is appointed CBE in the Queen’s Birthday Honours list

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