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クロアチアでしかできない10のこと
海のスポーツから美食まで、エキスパートが選ぶ最高のアクティビティ
タイムアウトクロアチアによると、クロアチアは、日本からも2014年だけで17万7000人もの観光客が訪れ、渡航先としてますます人気を集めているという。海でのアドベンチャースポーツから陸での美食まで、クロアチアでできることは数えきれない。ローカルエキスパートが、その中でも最高のアクティビティーを選び抜いた。
河川や海岸は言うまでもなく、イストリア半島やダルマチア沿岸、クヴァルネル湾そしてスラヴォニア郡など、様々な景観を擁するクロアチア。その国の大部分は手つかずの自然を残し、ハイキング、サイクリング、山歩きや乗馬などには最適だ。雄大な風景に目を奪われつつ、最上級のシーフードやジューシーな肉料理に舌鼓を打つこともできる。


1. ウィンド&カイトサーフィンで遊ぶ。


2. トリュフを食す。
イストリアといえばトリュフだ。訓練されたトリュフ犬たちが、Motovun(モトヴン)の森で嗅ぎ分け、驚きの値段(白トリュフは1kgあたり40万円以上)で取り引きされる珍味は、パスタ、ライス、スクランブルエッグ、ステーキとともに調理される。リキュール、ビスケット、ハチミツやアイスクリームにまで、意外なほど幅広く使われている。「tartufo vero」という看板は、高い基準をクリアし珍味を取り扱う許可を得ているという意味なので目を光らせよう。レストランLivadeでは、10月の週末にトリュフ選考会やオークション、料理教室が行われる。


3. ヴィス島を発見する。


4. 音の波を感じる


5. クロアチア最高級の海鮮を味わう。
クヴァルネル湾で獲れるスキャンピと呼ばれる大ぶりのエビは、クロアチアでも最も美味しいと名高い。1年を通して手に入るが、旬は5月から7月の間だ。ロブスターの仲間であるこのエビは、この時期になると満月の夜に餌を探して住処を抜け出すのだそうだ。茹でたり焼いたりはもちろん、イストリアのハムやオリーブオイルを使って仕上げたメニューもあるので試してみよう。また、クロアチアの牡蠣は大西洋側で穫れるものよりも主張の強い風味だが、ペリエシャツ半島に位置するSton(ストン)やイストリアのLimski(リムフィ)水路で収穫される種類は有名だ。ドブロブニクの一流店で提供されるストン牡蠣は、海から水揚げされた直後や3月の聖ヨセフの日に行われる牡蠣祭りで食べるのがベスト。路上でも売られているが、リムフィ水路の入り口あたりでEmil Sošičの帽子を見かけたら、立ち寄ってみては。そしてzubatacという名で知られるキダイは、欧米では馴染みがない魚だが、絶妙な味が人気を集めている。古代ギリシャ人、ローマ人が好んで焼いて食べたと言われる赤ボラにも注目だ。


6. ビシェヴォ島の青の洞窟を見る。
ヴィス島の東海岸沿いに位置する「青の洞窟(Modra šplija)」は、Komiža(コミジャ)から海を渡ってたどり着ける。午前9時に出港し、11時頃に到着する。陽が高くなるにつれ、水中の入り口から光が差し込み、洞窟は幻想的に青く明るむ。多くの人はこの時点でダイブし、繁忙期の7月や8月のこの時間は混雑する。コミジャのエージェントは日帰りツアーも組んでおり、ランチはもちろんビシェヴォ島のビーチを堪能できる。


7. プリトヴィツェ湖群に見とれる。


8. 失われたローマの都市を訪ねる。


9. 夕食前に泳ぐ。

