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イギリスの劇作家サイモン・スティーヴンス(Simon Stephens)の『スリー・キングダムス Three Kingdoms』が、「新国立劇場」で日本初演される。イギリス、ドイツ、エストニアの3カ国のクリエーターによる共同制作で2011年に初演され、大きな話題をさらった作品だ。
全ては、ロンドンのテムズ川で発見された女性の変死体から始まる。犯人を追うイギリス人刑事イグネイシアスとチャーリーは、背後に国際的な犯罪組織があることを突き止め、物語はドイツ、エストニアと舞台を移しながら進んでいく。
悪夢のような出来事の数々、混乱や衝撃に満ちた展開、その中で暴かれていく人間の本性……。勧善懲悪や予定調和とは対極にあるその世界は、普段、私たちが目を背けがちな現実を突きつける。
演出は、過去にもスティーブンスの作品を手がけた経験のある上村聡史。イグネイシアスには伊礼彼方、チャーリーには浅野雅博。2人がドイツで出会う刑事シュテッフェンに伊達暁、イグネイシアスがドイツで出会う女性に音月桂。音月はさらに、観客と舞台をつなぐミステリアスな存在も演じる。刮目して見届けよ!
※昼の部は13時か、14時から、夜の部は18時30分から(日によって異なる)/休演日は8日/料金は3,300円から(席によって異なる)
テキスト:高橋彩子
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