KAAT神奈川芸術劇場プロデュース  最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote
画像提供:KAAT | KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote

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タイムアウトレビュー

スペインの文豪ミゲル・デ・セルバンテスが17世紀初頭に書いた長大な小説『ドン・キホーテ』が、劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)によって新たな舞台となる。老いた郷士アロンソ・キハーノが騎士道物語に没入して自らを遍歴の騎士ドン・キホーテと思い込み、冒険の旅に出る小説は、マリウス・プティパ振付の同名のバレエや、ジュール・マスネ作曲のオペラ『ドン・キショット』、ミュージカル『ラ・マンチャの男』などの舞台ともなっている。

今回、KERAは、ドン・キホーテの従者サンチョ・パンサやドン・キホーテの理想の女性ドルシネーア姫など原作に登場するキャラクターと、新たに創造する登場人物たちで、群像劇を作るという。やはりKAATで上演したKERA作品『ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~』(2019年)では、カフカの第四の長編小説の遺稿が発見されたという架空の設定の下、カフカ的迷宮を具現化したような世界を構築。今回も虚実入り交じる不思議な物語になることだろう。

ドン・キホーテ役には、大倉孝二。KERA主宰の劇団「ナイロン100℃」に所属して30年。熟知するKERA作品で唯一無二の存在感を放ち(劇団員それぞれ個性的で唯一無二なのだが)、俳優として近年ますます充実しているように見える大倉が、狂気をはらむ主人公をどう演じるのか、楽しみにしたい。

※昼の部は13時30分(10月1、4日は12時30分)から、夜の部は18時から/休演日は16、17、24、30日/料金は5,000円から(席によって異なる、学生割引など有

テキスト:高橋彩子

詳細

イベントのウェブサイト
www.kaat.jp/d/don_quixote
住所
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