サラリーマンのメッカ「新橋駅」から徒歩1分の場所に佇む、1971年に建てられた複合施設。港区という都心にありながら、昭和の空気を色濃く残しており、「おやじビル」という愛称で親しまれている。設計は新宿ピカデリーや東京競馬場スタンド等で知られる松田平田設計が手がけた。
ビルの地下1階から地上4階までが商店街で、5から9階はオフィス、10から11階には住居を配する。商店街の店舗数はなんと約300。入居するのは、ラーメン店、紳士服専門店、金券ショップ、床屋、ゲーム屋、歯医者、雀荘、喫茶店、マッサージ店など。
どれも年季が入ったクセの強い店舗がひしめき合うその様は、異空間である。