北海道のコンビニエンスストア「セイコーマート」の傘下にある、函館ローカルのコンビニエンスストア「ハセガワストア」。同ストアのホットスナックならぬ、あったか弁当が「やきとり弁当」であり、注文が入ってから店内で作られている。
「やきとり」といっても、スタンダードはブタ串肉。道南エリアでは「やきとり」といえば、トリ肉ではなくブタ肉を指す。由来は定かではないが、養豚場が多く、トリ肉よりも安価でスタミナのつくブタ肉が好まれ食べられてきたという。
同ストアでは、1978年からやきとり弁当の販売を開始。今日まで食材を吟味し、店内でブタ串肉を焼けるように改良を重ね、いまでは函館のソウルフードとまで呼ばれるようになった。 味は「塩」や「うま辛」「みそだれ」など5種類あるが、まずはベーシックな「たれ」から試したい。野菜串やトリ肉串も入った「やきとり弁当野菜ミックス」などもある。
函館市内近郊に14ある店舗のうち、「ベイエリア店」は観光スポットであるベイエリアから近くて訪ねやすく、イートインスペースがある。またイートインスペースはないが、函館駅から徒歩2分の場所に「函館駅前店」がある。


