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店内に入って驚くのは、何といってもその圧倒的な広さだ。
「コーチャンフォー」は、書籍・文具・ミュージック・飲食と4つの柱を軸にした施設で、若葉台店の書籍エリアは約3300平方メートルあるという。北海道が発祥で、都内ではここ1店舗のみ。オープンして10年以上たつが、まだ知らない人も多そうだ。
書籍エリアを歩いていくと、選書棚が多いことに気づく。その中でも最大の棚を持つのは、Xで11万人以上のフォロワーがいる読書系インフルエンサー、ぶっくまだ。向かいには、彼が主宰する書評コミュニティー「ツナグ図書館」による棚もあり、主にビジネス書と新刊本を紹介している。2024年に選書棚を作り、ぶっくまとともにSNSで発信したところ、低迷していたビジネス書籍の売上が急激に伸びたそうだ。
ほかには、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』がベストセラーになった文芸評論家の三宅香帆、小説紹介インフルエンサーのけんご、マルチタレントの宇垣美里など、ここでは全て載せきれないほどの選書棚がある。
情報収集を行い、在庫を確保し、選書棚を作り、SNSで発信する。これを繰り返すことで、インフルエンサーや本好きの人、メディアなど、さまざまな人たちをつないでいる。1冊の本が突出して売れるのではなく、話題本が増え、読書文化が作られている実感があるとスタッフは語る。企画すればするほどアイデアが湧いてくるというから、今後の選書棚も要注目だ。
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