吉原の遊女をモチーフとした手ぬぐいなどを扱う西浅草の土産物ショップ。吉原は、江戸時代に遊郭として様々な流行と文化を生み出し、歌舞伎や小説などにも登場した歴史のある色街だ。同店では、そんな艶っぽい歴史をデザインに落とし込んだブランド『新吉原』の商品を販売する。企画からデザインまで全工程を手がける岡野弥生は、生まれも育ちも吉原という生粋の吉原っ子。「一般的にオシャレタウンと認知されているエリアではなく、生まれ育った東エリアから何かやってやりたい」と思い、『新吉原』を誕生させたそうだ。手ぬぐいをはじめ、職人や老舗とコラボレーションした桶(おけ)やうちわなど、いずれも秀逸なデザインのものばかり。ほかでは見ないデザインなので、プレゼントとしても喜ばれそうだ。今では人気ブランドとなり、羽田空港の土産物屋やBEAMS JAPANなどでもアイテムが取り扱われているが、せっかくならば実店舗でショッピングを楽しみたい。営業日は公式ウェブサイトとInstagramで告知されるので、チェックしてから足を運ぼう。