「松屋銀座」7階の「デザインギャラリー1953」で、日本デザインコミッティー主催による「結城紬の仕事 作ること整えること」が開催。ものづくりにおける「整えること」に焦点を当て、茨城県結城市を中心に受け継がれてきた日本を代表する絹織物「結城紬(ゆうきつむぎ)」の仕事を紹介する。
糸づくりから機織りまで、古来の技法を今も守り続ける結城紬。その歴史は奈良時代以前にまでさかのぼり、柔らかく空気を含んだ肌触りと、時を経るごとに増す風合いは、多くの着物愛好家に愛されてきた。
繭を引き伸ばした真綿から手でつむいだ糸を、よらずに織り上げる全工程には、手仕事の文化が蓄積されている。結城紬を作る職人は絶えず何かを整え、作ることと整えることの間には、ほとんど区別がないように見える。
ズレやムラを味わいとして評価されることの多い手仕事だが、手仕事とはどういう仕事なのか。考え直す機会になるかもしれない。
※11〜20時(2月16日は17時まで)/入場は無料

