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「KOTARO NUKAGA 天王洲」で、国際的な評価を高め続けるアーティスト・森本啓太の個展が開催。会場には大型作品を含む15点以上のペインティングに加え、森本にとって初挑戦となるインスタレーション作品も並ぶ。
2025年に「金沢21世紀美術館」で個展を開催し、ユナイテッドアローズ社とのコラボレーションや「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」とのアイテム発表でも注目を集める森本。2026年3月には「Art Basel Hong Kong」への出品も予定されている。
森本は、バロック絵画や20世紀初頭のアメリカンリアリズムに通じる視覚言語を参照しながら、街灯やネオンサイン、自動販売機といった人工光を強い明暗法で描き出す。光と影の対比によって、都市の日常風景にひそむ一瞬の物語を静かに立ち上がらせる。
本展では、絵画世界を現実空間へと拡張するインスタレーションも展開。暗闇にぽつりとともる自動販売機と、その場にたたずむ人。鑑賞者は、森本が描き続けてきた「世界を捉え損ねる感覚」を、より身体的に体験することになるだろう。
名もなき場所を現代社会の複雑さが交錯する舞台へと変容させる本展は、日常の風景を改めて見つめ直す契機となるかもしれない。
※11時30分〜18時/休廊日は日・月曜・祝日、2月10日/入場は無料
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