東京の街に国内外から多様なアーティストやクリエーターが集結し、街に深く入り込み、地域の人々と一緒に作り上げていく国際芸術祭「東京ビエンナーレ」。3回目の今年は、「いっしょに散歩しませんか?」というテーマの下、街歩きを楽しみ、アート作品を味わい、街の歴史が刻んだその⾜跡を追いながら、東京の魅⼒を探究する。
会期中は、創建400年を迎える「東叡⼭ 寛永寺」と「エトワール海渡」のリビング館の2つの拠点展⽰のほか、6つのエリア(上野・御徒町、神⽥・秋葉原、⽔道橋、⽇本橋・⾺喰町、⼋重洲・京橋、⼤⼿町・丸の内・有楽町)に38組のアーティストが作品を展開していく。
今年のプロジェクトとして「スキマプロジェクト(仮)」、写真プロジェクト「Tokyo Perspective」では、通常の展⽰空間を超えたアート作品の在り⽅・関わり⽅・⾒⽅を提⽰する。また、海外アーティスト公募プロジェクト「SOCIAL DIVE」では、これまでの散歩の概念を上回る発想豊かな「SANPO」の提案をした4⼈のアーティストを東京に迎える。
さらに、「看板建築プロジェクト」は、建築史家・建築家の藤森照信によるレクチャーと、同ビエンナーレの総合プロデューサーである中村政⼈との散歩イベントも実施予定。看板建築を通して、街の記憶から東京の基層⽂化を味わえる。
なお、拠点展示会場での鑑賞にはチケットの購入が必要だが、公共空間の展示の多くは無料で体験できる。この秋は東京に深くダイブしよう。
※時間・休館日は会場により異なる/料金は2会場共通 前売り2,500円、学生1,500円/当日3,000円、学生1,800円、高校生以下無料/エトワール海渡リビング館 当日2,200円、学生1,500円/東叡山 寛永寺 当日1,200円、学生500円、高校生以下無料










