1. 国立近代美術館
    Photo: The National Museum of Modern Art, Tokyo
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    国立近代美術館
  • アート
  • 竹橋

東京国立近代美術館

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タイムアウトレビュー

皇居の横に建つ日本で最初の国立美術館は、20世紀の始まり以降の日本美術を集めたもう一つのMoMA。企画展もさることながら、常設展も充実している。横山大観や岸田劉生などの重要文化財を含む1万2500点を超える国内屈指のコレクションから約200点を入れ替え展示している。

建物は1969年に谷口吉郎により設計され、2002年に増築、改築が行われた。皇居の堀と石垣の横にあるので、春には花見、秋には紅葉を楽しむのに最高の場所。東京駅から、皇居を見ながら同館へ至る散策ルートもおすすめだ。

詳細

住所
東京都千代田区北の丸公園3-1
Tokyo
アクセス
東京メトロ東西線『竹橋』駅(1b出口)徒歩3分
価格
展覧会により異なる
営業時間
10時00分~17時00分、金・土曜は20時まで(入館は閉館30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌平日)

開催中

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

20世紀から現代までの美術作品をコレクションするフランスの「パリ市立近代美術館」と、日本の「東京国立近代美術館」「大阪中之島美術館」の3館が共同で企画する、贅沢な展覧会が開催される。 3館それぞれで展示するのではなく、「モデルたちのパワー」「空想の庭」「日常生活とアート」など、34のユニークな共通テーマに沿って作品をセレクト。時代や流派、洋の東西を越え、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で選ばれた作品群を見比べることができる。 ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)と佐伯祐三のストリートアート、藤田嗣治とマリー・ローランサン(Marie Laurencin)が描いた女神、ピカソと萬鉄五郎(よろず・てつごろう)のキュビスム作品など、本展でなければかなわない作家らの競演は、新鮮な鑑賞体験になるはずだ。巡回展は、9月14日〜12月8日まで大阪中之島美術館で予定されている。 ※10~17時(金・土曜は20時まで)/入場は閉場の30分前まで/休館日は月曜(7月15日、8月12日は開館、翌日休館)

ハニワと土偶の近代

いにしえの地層から出土したはにわや土偶が、なぜ注目を浴び、美術や工芸、文学、思想、さらにはテレビ番組に至るまで、幅広い領域で文化現象を巻き起こしてきたのか。その評価はいかに広まり、岡本太郎やイサム・ノグチらはいかに美的な価値を「発見」し熱中したのか。 竹橋の「東京国立近代美術館」で開催される本展は、美術を中心に文化史の舞台に躍り出た「出土モチーフ」の系譜を、明治時代から昭和戦後にかけて追いかけつつ、はにわや土器・土偶に向けられた視線の変遷を探る。 序章と1〜3章の4章構成で、明治時代のスケッチから、昭和や戦後に特撮や漫画といった日常の中のサブカルチャーに取り入れられていった事例まで幅広く紹介する。美術品を鑑賞しながらはにわ・土偶ブームの裏側をも見えてくるような、ユニークな企画展だ。 ※10~17時(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日/料金は未定

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