神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

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タイムアウトレビュー

住宅地である周辺の景観に馴染むように大高正人(1923〜2010年)によって設計された。年間を通して、1万点にのぼる収蔵作品による企画展示を開催している。

詳細

住所
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
Kanagawa
アクセス
JR・江ノ島電鉄線『鎌倉』駅(東口)徒歩15分

開催中

山室眞二の薯版画<かまくら博物誌>

「神奈川県立近代美術館 鎌倉別館」で、50年以上にわたり、ジャガイモを版に用いる薯(いも)版画を独学で探求してきた山室眞二の展覧会が開催。ジュール・ルナール(Jules Renard)の『博物誌』に倣い、「かまくら博物誌」をテーマに植物や小さな生き物たちを描いた作品群や、切手を模した作品や自筆の画文集、挿絵や装丁を含む造本作品などを通して、山室の幅広い創作活動を多角的に紹介する。 生ものであるジャガイモを版として用いる薯版画は、数時間しか使えない版を丹念に重ねながら生み出される。作品には、植物や虫、鳥など、鎌倉で出合った身近な存在が数多く登場し、それらを慈しむ作家のまなざしと、薯版への探求心が息づいている。 会場では、志村ふくみの言葉から着想を得た新作『志村ふくみの言葉 百葉筥』も展示。山室と親交の深い志村の100歳を記念して制作された100枚組の作品で、志村の著作から引用した言葉とイメージを、10センチメートル四方の紙に薯版で刷り重ねている。志村による糸や裂の小片も用いられ、山室の版表現と志村の言葉や素材が響き合う特別な作品だ。 小さなジャガイモから広がる豊かな表現を楽しんでほしい。 ※9時30分〜17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜(7月20日、9月21日は開館)/料金は700円、65歳以上350円、20歳未満・学生550円、高校生100円、中学生以下無料
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