神勝寺 禅と庭のミュージアム

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タイムアウトレビュー

禅とは何かを感じるための場「神勝寺 禅と庭のミュージアム」。広大な境内には、滋賀県から移築した17世紀の堂宇(どうう)や、復元された千利休の茶室、建築家・建築史家の藤森照信が設計した社務所などが点在し、その建物の間を結ぶように庭園が配されている。

また、白隠禅師の禅画・墨跡およそ200点から成る、国内有数の白隠コレクションも見どころの一つ。そして、彫刻家・名和晃平と彼が率いるクリエーティブプラットフォーム・Sandwichの設計によるパビリオン『洸庭』は、現代美術の領域から禅の教えを解釈・表現したインスタレーション作品だ。木材で包まれた舟型建築の内部空間では、波に反射する光を体験知覚するインスタレーションが体験できる。

禅の広大な世界を、五感を解放して楽しんでほしい。

詳細

住所
広島県福山市沼隈町大字上山南91
Hiroshima
アクセス
JR『福山』駅から鞆鉄バス『天神山』バス停下車 徒歩15分
営業時間
9〜17時(入館は16時30分まで)

開催中

ひろしま国際建築祭

広島県の福山市・尾道市を中心に、3年に一度の建築文化の祭典「ひろしま国際建築祭」が初開催。「神勝寺 禅と庭のミュージアム」「ふくやま美術館」といった7つの会場を中心に、建築にまつわる8つの展示が展開する。 出展建築家・作家は、安藤忠雄、石上純也、磯崎新、伊東豊雄、川島範久、高野ユリカ、妹島和世(SANAA)、丹下健三、西沢立衛(SANAA)、坂茂、藤本壮介、Clouds Architecture Officeといった世界的に活躍する著名建築家はもちろん、未来を担う若手建築家・作家まで総勢21組が参加する。 建築文化を日本から発信する初の試みとなる同芸術祭。建築ファンは見逃さないように。 ※時間・休館日は会場により異なる/料金はウェブ2,500円、当日3,000円、高校生以下無料
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