「Akio Nagasawa Gallery Aoyama」で、イタリア・ベネチアを拠点にする現代美術作家、小池健輔の個展が開催される。
国際的に高い評価を受けている小池は、世界各地で展覧会を開催。写真や絵はがきといったビンテージ素材を用い、「何も加えず、何も取り除かず(No More, No Less)」という哲学の下、カットと再構成のみで新たなイメージを生み出す独自のコラージュ作品を制作する。
本展では、これまで⻄洋の古写真を使用してきた小池が、初の試みとして、日本の明治期の古写真を素材に新たに制作した作品を発表。緻密で詩的な作品は、視覚の錯覚と現実の境界を問い直し、既存の記憶やイメージに新たな物語を与えるだろう。
※11〜13時、14〜19時/休館日は日〜水曜・祝日(5月28日は開館)/入場は無料