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「Yumiko Chiba Associates」で、複雑なイメージを幾重にも組み合わせたコラージュや彫刻を制作する金氏徹平と、既存の作家の作品イメージを小さなサイズの画面に忠実に再現した絵画を制作するリチャード・ペティボーン(Richard Pettibone)の2人展が開催される。
金氏は2023年から、立体的な凹凸のある物体にプリントすることのできる最新技術を用いた、多重レイヤー化され、錯綜する雑多なイメージから構成された作品シリーズ「POOOPOPOO」を手がける。本作は、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やマルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)の作品などの既存のイメージだけではなく、写真やチラシなどの印刷物、子どもの落書きなど、さまざまなイメージが画面に流れ込み、絡み合い交錯している。
ペティボーンの作品の小さなサイズは、彼が美術雑誌で見た作品のイメージを忠実に再現したもの。それは、モダンアートの巨匠たちの作品をミニチュア化することで、彼個人のリアルな経験や生活の中に位置づけるという意味を持つものであったかもしれない。
このように両作家の作品は、過去の画家たちの作品などの既存のイメージを再解釈し、解体。その上で個人的な経験を加え、別の運動や方向を与えていく姿勢によって共通していると考えられる。
本展では、コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi)とデュシャンを題材としたペティボーンのモノクローム絵画とともに、金氏がそれらの作品にオマージュした「POOOPOPOO」シリーズの新作で構成。モノクロームというルールを用いて、2人がどういうゲームを展開するのかを目撃したい。
※12〜19時/休廊日は日・月曜・祝日/入場は無料
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