今年で30周年を迎えた「千葉市美術館」で、現代美術のコレクションから戦後美術の多様な展開をたどる展覧会が開催。草間彌生、河原温、田中敦子、中西夏之、河口龍夫、杉本博司、辰野登恵子、吉澤美香、具体美術協会、実験工房、反芸術、ハイレッド・センターなどの作品を紹介する。
本展では、約1800点の現代美術のコレクションから、国内外から注目される1950年代から1990年代にかけての作品約180点を展示。中でも、草間の作品では代表作である「無限の網(Infinity Nets)」シリーズの大型作品『No.B White』のほか、寄託作品を含む19点を収蔵しており、本展で全点公開する。
また、戦後の日本美術史をたどるとともに、近年収蔵した若手作家の作品も登場。なお、2025年10月18日(土)は「市民の日」につき観覧は無料だ。ぜひ足を運んでほしい。
※10~18時(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,500円、学生1,000円、高校生以下無料