「泉屋博古館東京」で、「死と再生の物語(ナラティヴ)―中国古代の神話とデザイン―」が開催。高度な文明が発達した中国古代での、優れた技術によって作られた文物と、それらに施されたデザインの数々を紹介する。
本展では、世界屈指と称される「住友コレクション」の青銅器・青銅鏡から名品を中心に公開。また、中国古代の洗練されたデザイン感覚、その背景となった物語・神話や世界観も丁寧に解説する。
そして、「動物/植物」「天文」「七夕」「神仙への憧れ」という4つの観点からデザインの背景を読み解き、さらには日本美術に与えた影響についても触れる。
会期中は、プラネタリウムとのコラボレーションなど、新しい形で中国美術に親しむイベントも実施。ほかでは手に入らない、新たな青銅器グッズも登場するのでチェックしてほしい。
現代の目にも斬新で、刺激的な中国古代のデザイン感覚。心ゆくまで楽しもう。
※11~18時(金曜は19時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(7月21日は開館)、7月22日/料金は1,200円、学生600円、18歳以下無料