MEM

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タイムアウトレビュー

大阪を拠点に活動をしていた現代美術ギャラリーが、2010年に恵比寿にある「ナディッフ アパート(NADiff A/P/A/R/T)」の3階に移転した。

1980年代の関西の作家紹介から出発し、新しい世代から中堅、ベテランまで重要な「表現」を、年間7、8回の展覧会と国内外のアートフェアで紹介。写真から、絵画、彫刻、ビデオまで幅広い作品を展示する。

詳細

住所
東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3階
Tokyo
アクセス
JR山手線『恵比寿』駅(東口)徒歩6分
営業時間
展示により営業時間が異なる

開催中

金村修 展 SKELETON GOATS DUST STORMS

「MEM」で、写真家・金村修の写真展が開催。未発表のままだった北京郊外で撮影された写真群が、本展と同名の写真集とともに初公開される。 1992年から都市風景を撮り続けてきた金村は、近年、映像やコラージュ、ドローイングへと表現の領域を拡張してきた。本作は、2008年の夏季オリンピックに沸く北京を背景に、1978年に設立された日本で最初の写真ギャラリー「ZEIT-FOTO SALON(ツァイト フォト サロン)」 の石原悦郎の依頼を受けて撮影されたもの。郊外は荒涼とした風景が広がり、その光景は、若松孝二の『処女ゲバゲバ』における富士山麓の風景を思い出させたという。 外部のない巨大な密室を思わせる風景の中で、主人公は荒野そのものに閉じ込められているかのように映る。風景とは人間が見いだしたものでありながら、私たちをその風景に閉じ込める存在だ。広大な風景の中で、作家は自らが風景を見ているのではなく、風景に見られていると捉えている。 カメラは風景を作り出す装置であると同時に、空間を四角いフレームに収めることで世界を風景へと変換していく。反復や転移、増殖を繰り返しながら幾層にも折り重なり、やがて世界そのものを覆い尽くし、人間が写真の中に閉じ込められるのだ。 私たちは風景の一部にすぎず、やがてその中へと飲み込まれていく。 ※12〜18時/休廊日は月曜(祝日の場合は翌日)/入場は無料
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