58分という短い上映時間でありながら、興行収入は累計44億円を越え、国内外で大きな話題を呼んだ劇場アニメーション『ルックバック』。その監督である押山清高自らが主催として参加する展覧会「劇場アニメ ルックバック展 ―押山清高 線の感情」が、「麻布台ヒルズ ギャラリー」で開催される。
映画『ルックバック』を通し、押山は「AIがあらゆるものを生成できる今、なぜ人はそれでも描くことをやめないのか」という問いに、自らの線で答えようとした。本作は、テクノロジーの力を認めた上で、それでも描くことを選ぶ人間の衝動や不器用さにこそ作品の本質があり、残す意味があると信じている押山なりのクリエーター賛歌であり、人間賛歌なのだ。
展覧会では、押山と本作に携わったクリエーターたちが、どのように原作の世界観を紡いでいったかという点に着目。そして、マンガ作品がアニメーション作品として昇華されていくまでの軌跡とこだわりをひもとく。
「人が絵を描くとは何か」を改めて問う本展。心待ちにしたい。
※時間・料金は未定
