「AGNÈS B. GALERIE BOUTIQUE」で、東京を拠点に活動するストリートアーティスト・TENGAoneによる個展が開催。本展では、アーティスト自身の原初的な体験を起点に、鑑賞者がその感覚を追体験できるようなインスタレーションを中心に、平面作品や彫刻作品を交えて構成される。
TENGAoneは幼少期から、米軍基地周辺の街を訪れる機会の中で、駐在する兵士たちを通じて日本に持ち込まれたアメリカンスタイルのグラフィティ文化に触れてきた。14歳でグラフィティを始めて以来、スプレーペイントを軸に、商業施設や公共空間でのミューラル制作からスカルプチャー、グラフィックデザインまで、領域を横断しながら活動を続けている。
近年は、ポップなキャラクターを現代社会の混乱や矛盾を映す「肖像」として描く一方、段ボールのように見える木材を精巧に彫り出したフェイク段ボールの彫刻作品でも注目を集めている。
本展は、命の価値と生きる力を問い直す試みだ。ぜひ足を運んでほしい。
※12〜19時/休廊日は月曜(5月4日は開館)/入場は無料
