1. 感情、表徴、情念 ゴダールの「イメージの本」について
    画像提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB) | ドイツ・ベルリンでの開催(2022)
  2. 感情、表徴、情念 ゴダールの「イメージの本」について
    画像提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB) | ドイツ・ベルリンでの開催(2022)
  3. 感情、表徴、情念 ゴダールの「イメージの本」について
    画像提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB) | キービジュアルデザイン/北山雅和

感情、表徴、情念 ゴダールの「イメージの本」について

  • アート
  • 王城ビル, 新宿
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タイムアウトレビュー

映画界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)の映像表現の革新性をひもとく日本初の展覧会が、新宿・歌舞伎町の「王城ビル」で開催。ゴダール最後の長編作品であり、「カンヌ映画祭」で映画祭史上初の「スペシャル・パルムドール」を受賞した『イメージの本』を、映像インスタレーションとして再構成する。

『イメージの本』は、歴史・戦争・宗教・芸術などの変遷を、さまざまな映画の引用でコラージュし、振り返る映画作品。本展では、映画上映の時系列的な束縛を打ち破り、視覚・空間的にゴダールの世界を体感する。映像や音の断片を通じて、ゴダールの思考に入り、彼の眼で世界を見つめる観察者となっていく。

キュレーターは、2010年の映画『ゴダール・ソシアリスム』から撮影・音響・編集を手がけ、晩年のゴダールの右腕であったスイスの映画作家、ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno)。これまでドイツ、スイスなどで、会場の特徴を生かした展示が行われてきた。

また、クラウドファンディングも実施しており、リターンの一つには、『イメージの本』の制作ノートや先行販売チケットなどが用意されている。 

新しい形で映画とアートの鑑賞体験を提供し、ゴダールの芸術性を極限にまで拡大させた本展。チケットの発売は6月から。往年の映画ファンはもちろん、ゴダールを知らない若い世代もぜひ足を運んでほしい。

※12〜20時/料金は2,200円

詳細

イベントのウェブサイト
godardtokyo.com
住所
王城ビル
東京都新宿区歌舞伎町1-13-2
Tokyo
アクセス
『新宿』駅(東口)徒歩5分

イベント詳細

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