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高知城下で生まれた土佐の絵師・金蔵(1812~1876年)は、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風(びょうぶ)を残し、地元・高知では「絵金(えきん)さん」の愛称で長年親しまれてきた。歌舞伎や浄瑠璃のストーリーを極彩色で絵画化した芝居絵屏風は、同時代の絵画の中でも一段と異彩を放つ。「サントリー美術館」では、そんな絵金に焦点を当てた個展が開催される。
絵金の屏風は、今なお夏祭りの間に神社や商店街の軒下に飾られ、観るものに強い印象を残す。芝居絵屏風の多くが神社や自治会などに分蔵されており、それらをまとめて観られる機会はめったになかったが、近年、絵金の画業は再評価されている。
東京の美術館では初となる大規模展を通して、絵金の類まれな個性と魅力を楽しんでほしい。
※10~18時(9月23日・10月28日は18時まで、金曜と11月1・2日は20時まで、9月26・27日は21時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は火曜/料金は前売り1,600円、学生1,000円、高校生800円/当日1,800円、学生1,200円、高校生1,000円、中学生以下無料
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