1. DESIGNART TOKYO
    画像提供:株式会社デザイナート | ©DESIGNART TOKYO 2025
  2. DESIGNART TOKYO
    画像提供:株式会社デザイナート | 「MEDIA DEPARTMENT TOKYO」
  3. ©DESIGNART TOKYO 2025
    画像提供:株式会社デザイナート | 「MEDIA DEPARTMENT TOKYO」内観
  4. DESIGNART TOKYO
    画像提供:株式会社デザイナート | 「MEDIA DEPARTMENT TOKYO」内観
  5. Designart Tokyo
    画像提供:株式会社デザイナート
  6. DESIGNART TOKYO
    画像提供:株式会社デザイナート | ZENのポートレート

DESIGNART TOKYO

  • アート
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タイムアウトレビュー

表参道、外苑前、原宿、渋谷、六本木、銀座といった都内各地を舞台に、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」が開催。アート、建築、インテリア、ファッション、フードなど、世界中から集まった多彩なクリエーターたちがジャンルの垣根を超えた作品を展開する。

中でも注目したいのが、渋谷の中心に建つ発信拠点「メディア デパートメント トウキョウ(MEDIA DEPARTMENT TOKYO)」で行われる「DESIGNART GALLERY」展。3フロアで構成された展示空間に加え、450平方メートル超のスケールの屋外広告も用いられ、渋谷を訪れる人々にインパクトを与えるだろう。

さらに、次世代を担うクリエーターたちによるフレッシュな作品群も見逃せない。30歳以下の若手支援プログラム「UNDER 30」では、国内外から選ばれた5組が独自の感性で表現する。

例えば、東京を拠点に活動するデザイナーの金森由晃は、街の風景をモチーフにしたインスタレーション作品『情景 -scene(or memory)-』を発表。画一化された都市の中に潜む何気ない現象を丁寧にすくい上げ、新たな物語を作り出す。

また、中国・杭州出身で、現在は京都と杭州を拠点に活動するデザイナーのカ・ガイネイ(Kaining He)は、お香を使った作品『時間の贈り物(The Present of Time)』を出展。粘土のように柔らかく、自由に形を変えられるお香の性質を生かして造形し、燃焼によって灰に変わるはかない一瞬に意識を向ける。

2025年度のテーマは「Brave 〜本能美の追求〜」。作家が信念を持って表現した作品が東京の街を彩り、クリエーションの本質を改めて問い直す。

東京の街全体が、ミュージアムへと変貌する10日間。各展示を回遊しながらさまざまなアイデアに触れれば、人生が少し豊かになるはずだ。なお、会場や参加クリエーターについては、公式ウェブサイトで確認してほしい。

※時間は会場により異なる/入場は無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.designart.jp/
住所
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