奴隷制時代から現代まで、黒人女性の芸術は沈黙を破り、内なる魂(ソウル)に光を当て、自らの言葉で自己を定義するための力であった。「早稲田大学国際文学館 村上春樹ライブラリー」で開催される本展では、アメリカを中心とする黒人女性作家・ジャズ奏者による作品を紹介する。
会場では、ゾラ・ニール・ハーストン(Zora Neale Hurston)、トニ・モリスン(Toni Morrison)、アリス・ウォーカー(Alice Walker)など、アフリカ系アメリカ人女性作家および、そのほかの地域の黒人女性作家による文学作品のうち、日本語に翻訳されたものが並ぶ。
また、ベッシー・スミス(Bessie Smith)やビリー・ホリデイ(Billie Holiday)をはじめとする女性ブルース歌手やジャズ歌手のレコードも展示。さらにメアリー・ルー・ウィリアムズ(Mary Lou William)、エスペランサ・スポルディング(Esperanza Spalding)など、ジャンルやジェンダーの枠を超えて活躍してきた器楽奏者のレコードも登場する。
小説や詩、歌や演奏に宿る声、そこから響く豊かなブラックフェミニズム思想に耳を傾けてみては。
※10〜17時/休館日は水曜、不定休/入場は無料
