音楽とアートの関わりに焦点を当て、パンクとロックのテーマ別に伝説的バンドやミュージシャンたちを彩ったアーティストたちの作品を展覧販売する『Art of PUNK&ROCK』が、4月17日(水)~29日(月・祝)、Bunkamura ギャラリーで開催される。
アートと共にムーブメントを起こしてきたパンクとロック。これらの音楽とアートの関わりは密接で、2つが融合する事でひとつの大きなカルチャーへと成長し、ファッションからライフスタイルまで、多くの若者たちを熱狂させてきた。
1970年代、パンクミュージックをリードし一躍脚光を浴びたセックス・ピストルズ。彼らのアルバム・デザインやポスターなどを手がけたジェイミー・リードの作品は、そのアートワークでピストルズの音楽により強いメッセージ性とインパクトを持たせ、パンクロックのアイコンとも言える存在となった。そしてジェイミー・リードから多大な影響を受けたグラフィティ・アーティストのObey Giantことシェパード・フェイリーもまた、レッド・ツェッペリンやアンスラックス、ビリー・アイドル等、数多くのアルバム・デザインを手掛けている。
本展は、ミュージシャンとアーティストの枠を超えた彼らの共同作業によって生まれた、パンク&ロックなアートシーンをパンクとロックのテーマ別、2会期に分け紹介する。
Vol.1 Art of PUNK 出品予定アーティスト
4月17日(水)~22日(月)
ジェイミー・リード(セックス・ピストルズ)、シェパード・フェイリー(クラッシュ、ストゥージズ、パティ・スミス)、Mr. ブレインウォッシュ(シド・ヴィシャス) etc…
※ジョニー・ロットン、ジョー・ストラマー、ポール・シムノン、バッド・ブレインズ関連作品も
Vol.2 Art of ROCK 出品予定アーティスト
4月23日(火)~29日(月)
シェパード・フェイリー(レッド・ツェッペリン、スマッシング・パンプキンズ)、バンクシー(ブラー)、ジェフ・クーンズ(ローリング・ストーンズ)、スタンリー・ドンウッド(レディオヘッド)、Mr. ブレインウォッシュ(ジョン・レノン) etc…
※ビートルズ、カート・コバーン、デヴィッド・ボウイ、ブラック・サバス、ニール・ヤング 関連作品も