Art Center Ongoing

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タイムアウトレビュー

2011年1月にオープン3周年を向かえた吉祥寺にあるアートスペース。女子大通りに面した古い民家を自分たちで改装してギャラリーとカフェスペースを作り、アートを中心に、音楽やデザインなどの幅広い表現者の展示を行なっている。代表の小川希は、2002年から2006年にわたり、1970年代生まれの作家を対象した公募展『ongoing』を主催していた。その間に築いたネットワークを活かし、スペースへと変化した『ongoing』でも、各展示のディレクションを自らが行なっている。これまで、展示を行ったのは、和田昌宏、多田玲子、淺井裕介、成田久、タムラサトル、下平晃道、冨井大裕、遠藤一郎、志村信裕、小林 史子など。月2回のハイペースで展示替えがあるので、スケジュールはまめにチェックしたほうが良い。また、展覧会中は、パーティーや、トークショウ、ライブなどゲストを招いたイベントを作家と共に企画し、開催している。これまで、ゲストに登場したのは、川上未映子、戊井昭人、いしいしんじ、ホンマタカシ、茂木健一郎、黒田潔、後藤繁雄、宮台真司、松江哲明、田口ランディ、伊賀大介、ASA-CHANG、都築響一、山崎ナオコーラなど多彩。数十人ほどしか入らないスペースで、アーティストや文化人の現代アートに関する生の意見を行けるという贅沢な体験ができる。2011年4月からは有料化(400円で、セレクトティー付き)した。課金をするという明確な「責任」が発生することで、進行形アートにおける現場として、どう取り組むのか、今後の展開にさらに期待がかかる。カフェスペースでは、手作りのバンズを使ったハンバーガーや、ラクサなどこだわりの料理とお酒が味わえる。

詳細

住所
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
東京
アクセス
JR中央線・京王井の頭線『吉祥寺』駅(北口、徒歩9分)
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