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1950~60年代、日本の女性美術家たちは前衛の最前線で強い存在感を放っていた。しかし「アクション・ペインティング」が台頭すると、豪快さや力強さといった男性性を重視する批評言説が広まり、彼女たちは歴史の表舞台から後退していく。
「東京国立近代美術館」で開催される「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」では、中嶋泉による著書『アンチ・アクション』の研究を軸に、日本の女性美術家による創作を見直していく。草間彌生や田中敦子、福島秀子をはじめ、14人による約120点が集結する。
会場では、未公開・未発表作も多数登場し、赤穴桂子や宮脇愛子らの初期作品に触れられる。また、ライトを用いた立体作品や3.3メートルの大作など、新たな時代に躍り出た作家たちのダイナミックな作品も見どころの一つだ。
女性美術家の再評価が進む今、ジェンダー研究の観点から日本の戦後美術史に新たな光を当てる本展。「アクション」の時代に別の形で応答した、彼女たちの独自の挑戦の軌跡を垣間見てほしい。
※10〜17時(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(1月12日は開館)/料金は2,000円、学生1,200円、高校生以下無料
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