終わりのむこうへ : 廃墟の美術史
タイムアウトレビュー
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渋谷の松濤美術館にて、「廃墟」をテーマにした展覧会が開催。現代でも「廃墟萌え」などと言われ、「工場」と並んでマニアックな人気を集める廃墟だが、西洋美術のなかでも、風景画の一角に繰り返し描かれてきた。とりわけ、18世紀フランスを代表する画家、ユベール・ロベール(Hubert Robert)は、「廃墟のロベール」とも呼ばれ高い人気を誇った。本展では、ロベールはもちろん、ポール・デルヴォー(Paul Delvaux)や藤島武二(ふじしま・たけじ)、大岩オスカールなど、古今東西の作品を集め、「廃墟の美術史」をたどる。著書に『廃墟の美学』などのある美学者、谷川渥(たにがわ・あつし)の講演会も予定されている。
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