東京国立博物館本館が、2011年1月2日(日)にリニューアルオープンする。漆工芸や刀剣などの展示ケースが新しくなり、照明も改良され、鑑賞者の動線を考えた配置にすることで、観賞環境を整えている。また、初めて日本を訪れる人から、常連の美術愛好家まで楽しめるよう、館内のサインをリニューアルした。リニューアル記念の特別公開として、国の重要文化材に指定されている『風神雷神図屏風 尾形光琳筆』(江戸時代・18世紀)や、国宝の『檜図屏風 狩野永徳筆』(安土桃山時代・16世紀)など、所蔵作品から選りすぐりの名品が展示される。
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《自在龍置物》明珍宗察作* 江戸時代・正徳3年(1713) 展示期間:1/2~3/13 東京国立博物館蔵