屏風にあそぶ春のしつらえ ―茶道具とおもてなしのうつわ

アート
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春を彩る屏風の名品と、茶道具や新収蔵品の器をあわせて紹介する展覧会が開催されている。前後期に分かれ、前期は江戸時代の『誰ヶ袖図屏風』や『扇面散・農村風俗図屏風』、後期は桃山時代の『大原御幸図屏風』など、春らしい華やかな屏風が登場する。しかし何と言っても一番の見所は、前後期通して展観される『二条城行幸図屏風』だろう。江戸時代の初期の寛永年間に、将軍徳川家光とその父である秀忠の招きに応じて行われた、後水尾天皇をはじめ中宮和子らの一行による京都の二条城への行幸を描いた六曲一双の図屏風だ。上下に分割された画面の、上段には二条城へと向かう天皇一行、下段には天皇を迎えに参内する武家たちが描かれる。道沿いには行幸を見物する人々も数多く描かれ、その一人一人のいでたちまでが細やかに表現されており、観る者を飽きさせることがない。茶碗をはじめとした茶道具の数々とあわせて春めく様子を楽しみたい。

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